一つ前のブログに、    @まぁちゃん から、以下のリクエストを頂きました。
まぁちゃんの要望もあり、GEの皆さんにも、共有してもらうために、ブログで回答いたします。
僕には老人介護の知識が全て当たり前に感じていて、皆さんが何を知りたいかがわかっていないと思います。
ですから、このような質問やリクエストをいただくと、より一層、GEの皆さんに役立つものになっていくと思いますので、リクエストをお待ちしています。

(以下、まぁちゃんのコメント)
知人が介護問題に悩んでおります。
地方の両親の介護のために実家に帰るべきか迷っています。
理由はサービスが十分に受けられないので自分がやらねばと思っているからです。
こういう時に、誰に相談すればいいのか?何をすればいいのか?選択肢は何があるのか?どんな本を読めばいいのか?
など教えていただけると嬉しいです。ブログで書いてくれると尚更うれしいです。
自分の家のことでも何があるかわからないので。
できたらで良いのでよろしくお願いします。
介護問題って親にする側もそうなんだけど、自分も介護を受ける側になる未来が確実にくるんですよね。
(まぁちゃんのコメントはここまで)

上記コメントで、ご回答が必要な個所をピックアップします。

1)地方の両親の介護のために実家に帰るべきか迷っています。
    実家の近くにある「地域包括支援センター(全国5000か所以上)」を訪問して、相談してください。地域包括支援センターは介護の最初の相談窓口としての役割を担っています。
相談した内容が実家に帰るべきか否かの判断材料になると思います。
ご両親だけで「安全に」「良い生活の質」を確保するための介護サービスを利用できるなら、お友達が実家に帰らなくても良いのではないかと思います。
その上で、帰るか否かはお友達のご両親への思いで判断されると思います。
介護サービスを利用するために、具体的な介護サービスを相談できるのは、ご両親の両方か片方が「要介護度」の認定を受けているのが前提です。
介護サービスを受けるまでの流れは以下です。
①ご両親の地元の市区町村の役所「高齢者福祉課のような担当課(市区町村によって呼称が違います)」に相談→②市区町村に要介護認定の申請→③主治医意見書作成・訪問調査→④要介護度の決定→認定結果通知(約1か月後)→⑤ケアマネ選定→⑥ケアマネと受ける介護サービスの検討→⑦ケアマネによりサービスプラン作成→⑧介護サービスを受ける。

2)サービスが十分に受けられないので自分がやらねばと思っている
    「自分がやらねば」という考えは、止めたほうが良いと思います。家族介護は大変です。特にお友達が一人っ子で他に協力してくれる家族がいないと精神的に追い詰められます。親はやって当たり前のようになり、お友達に不満が溜まる可能性が高いです。
両親への優しい気持ちが、やらなければ良かったと後悔になっては残念です。
よって、プロの介護サービス支援を最大限に検討するほうが良いと思います。そのためには、①の相談により判断材料が増え、選択肢が増えると考えます。

3)誰に相談すればいいのか?
  ご両親の地元の市区町村の役所に、高齢者福祉課のような担当課があります。または、地域包括支援センターがあります。
できれば、2組織のどちらにも相談に行ってください。どちらも懇切丁寧に事情を聴いて、アドバイスをくれると思います。判断材料が増えます。

地域包括支援センター:介護に関する困りごとは「地域包括支援センター」が最初の相談窓口としての役割を担っています。
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001236442.pdf
 


4)何をすればいいのか?
    このような相談を受けるということは、ご両親の両方かどちらかが介護が必要と思われますので、先ずは、「地域包括支援センター」に相談→市区町村の役所に「要介護認定の申請」が必要と思われます。
要介護認定の申請には「主治医意見書」が必要です。かかりつけ医が「主治医意見書」を作成できなければ、これを作成してくれる医者に診察(認知症の有無の確認など)をお願いしてください。
あと、いづれ、どちらかの施設に入居することや認知症になって判断能力が無くなることを考えて、ご両親が、最期をどちらで迎えたいか、どのような医療措置(延命措置)を望むかを確認することは重要です。病院や施設に入るときに、延命措置のことは必ず聴かれ、判断に悩む課題です。僕の以下のブログを参考にしてください。

5)選択肢は何があるのか?
    ①介護サービスを利用して、お友達が自宅で家族介護、②自宅で家族介護をしながら、主介護者のお友達がレスパイト(介護者の休養)で、デイサービス(日帰り)やショートスティ(数日から1か月以内の宿泊、またはこれを繰り返す)、③完全に施設に入る。
この3パターンの選択肢になるかと思います。
施設の中には、介護サービス付き高齢者住宅(サ高住)があります。これは、マンションのような住宅に入居して、基本は夫婦で暮らし、必要な介護サービスを訪問介護や訪問看護で受けるようなパターンです。その際は、ご実家を売却して、サ高住に引っ越し、住所と住民票も移す形態になります。
他の施設は、⑥で紹介している「みんなの介護」に全ての施設の特長や全国の施設を検索できるようになっています。こちらで、ご両親の地元の施設を検討してみてください。

6)どんな本を読めばいいのか?
    本よりも、WEBがお勧めです。以下のサイトが良いです。
みんなの介護:https://www.minnanokaigo.com/guide/
こちらは、「よくわかる介護ガイド」という入門編のようなページで初心者に解りやすい解説があります。
ちなみに、プロの私も、義父を施設に入れるときに、こちらのサービスを利用しました。
施設探しに便利で、検索で入居させたい地域や良さそうな施設を選択すると、希望施設に連絡して、見学日程などをセッティングしてくれます。複数の施設見学をしたい場合に便利なサービスです。

先ずは、以下の動画から、介護保険を学ぶことをお勧めします!

【図で流れがわかる】要介護認定の申請(方法・場所・申請できる人・タイミング)https://www.minnanokaigo.com/guide/care-insurance/application/
 
お友達には、以下が一番参考になるかもしれません。
【知っておきたい注意点】在宅介護とは?利用できる介護サービスの種類や特徴
https://www.minnanokaigo.com/guide/homecare/

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外部公開できれば、URLを送るだけで済みますね。初めて申請したので、許可にどのくらいの期間が必要か判りません。もし、お急ぎでしたら、全文をコピペして、お友達に送ってあげてください。
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