今の季節になぜ朝顔?
と思いますが、これは木彫です。
繊細に木で彫られた、花なのです。

造形作家・須田悦弘さんの作品。

今、渋谷の松濤美術館で作品展が開かれています。


鉢山に近いので、オフ会の前に行ってきました。

須田さんの作品は10数年前くらいから見かけて、一目で心ひかれました。
花ではないけれど、花そのもの。
繊細ではかなげで、でも枯れない。
造花ではない、空気感と存在感。


直島、金沢21世紀美術館、国立近代美術館などにもありますし、何度か作品展も開いています。
ただ小さいので、見つけるのも、ゲームみたい。
それも楽しいんです。

須田金の雑草.jpg 200.82 KB窓の外に「金の雑草」。わかります?

須田ドクダミ.jpg 172.91 KB片隅にドクダミ。ドアを閉めないで!


須田白木蓮正面.jpg 166.13 KB白木蓮。

須田白木蓮横から.jpg 129.02 KB横から見た図。繊細な花びら。

今回は大きな作品もあり、撮影もできますし、見応えがありました。ここにはアップしませんが、構造物と、その中の花という作品も。
ほかに古美術品の補作もありました。

日本デザインセンターでも働いたことがあり、こんなイラストも描かれていたんですね。
かわいらしくて、生き生きとした色使い。

須田十六茶イラスト2.jpg 84.18 KB十六茶の材料イラスト(もう1枚あって、16あります)

須田ニッカイラスト.jpg 139.02 KBニッカウヰスキーのイラストも!    これ、イラストなんです。

花、花びら、葉、おしべ、めしべ、蔓・・・見ていて飽きることがありません。
小さきものを愛でる、日本人の感性にも合っている気がします。

須田つるもの.jpg 139.22 KBスズメウリ。可憐な花と虫食いの葉のリアルさ。

2月2日まで なので、次回のオフ会前でも間に合います。
オフ会前でなくても、いいんですけど。