今の季節になぜ朝顔?
と思いますが、これは木彫です。
繊細に木で彫られた、花なのです。
造形作家・須田悦弘さんの作品。
今、渋谷の松濤美術館で作品展が開かれています。
鉢山に近いので、オフ会の前に行ってきました。
須田さんの作品は10数年前くらいから見かけて、一目で心ひかれました。
花ではないけれど、花そのもの。
繊細ではかなげで、でも枯れない。
造花ではない、空気感と存在感。
直島、金沢21世紀美術館、国立近代美術館などにもありますし、何度か作品展も開いています。
ただ小さいので、見つけるのも、ゲームみたい。
それも楽しいんです。
窓の外に「金の雑草」。わかります?
片隅にドクダミ。ドアを閉めないで!
白木蓮。
横から見た図。繊細な花びら。
今回は大きな作品もあり、撮影もできますし、見応えがありました。ここにはアップしませんが、構造物と、その中の花という作品も。
ほかに古美術品の補作もありました。
日本デザインセンターでも働いたことがあり、こんなイラストも描かれていたんですね。
かわいらしくて、生き生きとした色使い。
十六茶の材料イラスト(もう1枚あって、16あります)
ニッカウヰスキーのイラストも! これ、イラストなんです。
花、花びら、葉、おしべ、めしべ、蔓・・・見ていて飽きることがありません。
小さきものを愛でる、日本人の感性にも合っている気がします。
スズメウリ。可憐な花と虫食いの葉のリアルさ。
2月2日まで なので、次回のオフ会前でも間に合います。
オフ会前でなくても、いいんですけど。

2024/12/23 22:30